靴難民、ようやく理想の靴に出会う
ここ数年、靴の値段が驚くべきスピードで上がっています。
4年前に5万円で買えたサントーニのスエードの靴が今は9万円近くします(涙)
もう少し安定した値段で靴を手に入れることはできないものか?
数年かけていろいろ調べた結果、国内産の靴にたどり着きました。
輸送費も関税も販売店のマージンもいらない靴は値段が手頃で、しかも(国内の職人さんが一生懸命作っているので)質が良いです。
今回紹介する、宮城興業の靴は日常使いにぴったりな良靴です!
宮城興業の靴のオーダーの仕方
宮城興業の靴はパターンオーダーです。
オーダーの手順を説明していきます。
① 足の大きさを測る
メジャーを使って足の大きさを測ります。
② ゲージを履く
次に、お店に用意してあるゲージを履きます。
D width では少し大きかったので、B width / C width を後日用意してもらうことにしました。
バリエーションがとても豊富です。
width B~Fまで8種類に対応しています。
後日、B width / C width を取り寄せてもらい、ゲージを履き比べました。
B width だとかなり窮屈に感じました。
今回は、C width でオーダーすることにしました。
③ 革を選ぶ
お店にあるバンチから選びます。
下の画像の丸い革以外にも何種類かバンチがあります。
今回は黒のスエードを選びました。
中敷の革も選べます。
* 半弾を全敷に変更すると1,000円+税かかります(要確認)
④ デザインを選ぶ
お店に、靴の型を書いた小冊子が置いてあります。
こちらでも型を確認することができます → [ESデザイン ] [CSデザイン ] [MDデザイン ]
「型番」→「オプション」 の順で決めていきます。
それぞれの型番にデザインが固定されています。
今回は、外ハネで4つ穴のスエードの靴が欲しかったので、『CS104文 』という型番を選びました。
木型は変更ができます(* 2,000円アップチャージ)
CSはノーズがかなり長いので、今回は程よい長さのESに変更しました。
こちらのサイトはとても参考になります → 『オーダーメイド 靴 メンズ モードハヤマ 』
今まで客がオーダーした靴だけでなく、最新の木型や靴底などの様々な情報を得ることができます。
僕は、2週間くらいかけて3回くらい念入りに読み込みました。
* 有料のオプションに関してはこちらをご覧ください → 『オプション価格 』
靴が出来上がってきました!
待つこと40日。(パターン)オーダーした靴が出来上がってきたので、紹介します。
まずは恒例の開封の儀から。
細部を紹介します。
製法は グッドイヤーウエルト方式です。中底に穴があかない限りリペアできます。
3〜4回のオールソール(底の取り替え)が可能だそうです。
靴底はゴム底を選びました。
これで雨の日にもガンガン履けます!
コバの形状は数種類の中から選ぶことができます → [詳しくはこちら ]
今回は初めてなので無難な「平ら」を選びました
ウエルトの溝の有無やステッチの色も選べます。
肝心のお値段は?
今回オーダーした靴の値段は 38,800円 (木型変更代2,000円込み)でした。
何回か履いてみましたが、スニーカーのように快適なはき心地でした。癖になります。
この値段で、自分の思い通りの靴をオーダーできるなら、お手頃だと思うのですがいかがでしょうか?
なお「宮城興業」はショップがありません。取扱店でオーダーすることになります → [取扱店一覧 ]
はき心地が良かったので、春夏用のスエードのローファーもオーダーしました。
【追記】スエードローファーが出来上がりました。
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