夏が近づくにつれて、カバーソックスの出番も増えてきました。
今回は、どういうカバーソックスがベストなのかを検討してみたいと思います。
上のアイキャッチ画像の左から順に見ていきます。
SEEK FOOT COVER
肌着で有名な、グンゼが制作しているカバーソックスです。
値段は1,200円+税です。新宿伊勢丹メンズ館で買いました。
ケースを外すとこんな感じです。
裏はこんな感じです。
指の付け根の下の部分にクッションのようなものが付いています。
良い点
・ 足の甲全体を覆ってくれるので、靴と擦れる心配がない。
・ かかとに滑り止めが付いているので、ぬげづらい。
・ 織りが細かく、肌触りがいい。
悪い点
・クッションの分だけ、足(特に甲の部分)に圧がかかる。
→ 夕方など、足がむくんでくる頃には甲が痛いと感じる時もある。
* 伊勢丹新宿店の店員さんは “SEEK FOOT COVER” を推してました。
Kanoko
ナイガイが作成しているカバーソックスです。
値段は1,000円+税です。新宿伊勢丹で買いました。
カバーを外すとこんな感じです。
良い点
・ 足の甲をある程度覆うので、靴と擦れる心配がない。
・ かかとに滑り止めが付いているので、ぬげづらい。
悪い点
・ かかとの滑り止めが(靴と擦れて)痛いときがある。
Fit & Low
ナイガイが作成しているカバーソックスです。
値段は1,300円+税です(上の、Kanokoと比べ、こっちの方が300円高いです)新宿伊勢丹で買いました。
カバーを外すとこんな感じです。
良い点
・ かかとに滑り止めが付いているので、ぬげづらい。
悪い点
・ 指先+2cmくらいしか覆わないので、足の甲と靴が直接触れる部分が多くなる。
→(『フェランテ 』のように甲の深い靴だと)擦れて痛いことがある。
・ 足の横をほとんど覆わない
・ かかとの滑り止めが(靴と擦れて)痛いときがある。
CLOCCA
ビームスで買いました。イタリア製だそうです。
カバーを外すとこんな感じです。
良い点
・ 生地が薄いので履くときの負担にならない。
・ 足の甲をある程度覆うので、靴と擦れる心配がない。
悪い点
・ すぐ脱げる。とにかくすぐ脱げる。
→ かかとの滑り止めは役割を果たしていない。するっと脱げて、かかとがむき出しになる。
順位をつけてみた
数ヶ月間履き比べ、色々わかって来たので、順位をつけてみようと思います。
第1位:SEEK FOOT COVER
『ロングホーズ 』『下着 』に続き、ここでも「日本人にはやはり日本製」の原則が成り立ちました。
肌触りがとてもいいです。生地から真剣に作ったのが伺えます。
甲を深く覆っているので、肌が直接靴に触れません。
滑り止めはギリギリずれないくらいの絶妙な作りになっています。足の負担にもなりません。
唯一のマイナス点である、足底のクッションは時間とともに潰れていくと思われます。そうすれば、甲に対する圧も減るでしょう。
総じてとてもよくできています。伊勢丹の店員さんが積極的に進めるのも分かる気がします。
こちらでも購入することができます →『グンゼのHP 』
第2位:Kanoko
生地の厚みが気になるところですが、実際履いてみるとそこまでは負担に感じません。
甲が後1cm~1.5cm深ければなおよし。
かかとの滑り止めで足を痛めることがあります。きつい靴の場合はお勧めできません。
ちなみに、去年の第1位はこの Kanokoでした。
第3位:Fit & Low
Fit &Lowという名前が表すとおり、甲を覆う部分が極端に狭いだけでなく、足の側面もほとんど覆いません。靴に合わせてセレクトする必要があります。
滑り止めの形状は、(同じ会社の製品である)第2位の Kanoko と同じでした。
論外:CLOCCA
このぬげやすさは異常です。1〜2歩歩く程度で簡単に脱げてしまいます。
ビームスがこの靴下を売っていることに疑問を感じます。
まとめ
5ヶ月間の長きに渡り、カバーソックスを比較検討しました。
一応の順位が出てホッとしています。
ただ、1位の SEEK と2位の Kanoko が僅差でした。
なんとも、甲乙つけ難かったので、来年も検討していこうと思います。
というわけで、「カバーソックス問題」は継続審議になりました。来年も頑張ります。
2年目にして結論が出ました。よかったら、こちらも御覧ください。
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