最近見た映画を紹介します。
今回で第2弾です。
よく見る分野は「アクション」か「SF」系です。
分かりやすいのが好きです。
行間を読ませるような難解な映画はあまり見ません。
第1弾はこちら
この記事の見方
面白さを3つのカテゴリーに分けました(評価は5点満点)
・ 評価 4.0〜5.0
・ 評価 3.0〜3.9
・ 評価 2.9~0.0
それぞれのカテゴリーの評価は以下のとおりです。
・ 評価 4.0〜5.0 は「めちゃくちゃ気に入った。大満足」という映画
・ 評価 3.0〜3.9 は「おもしろかった。物足りない所もあったけど・・・」という映画
・ 評価 2.9~0.0 は「見た後にモヤモヤが残る。最後まで見るのが辛かった」という映画
リンクを貼っておきました。
アマゾンプライムをご利用の方は、無料、もしくは低価格(500円以下が多数)でご覧になれるものが多いです。
ネタバレしない程度に内容紹介もしています。参考にしてください。
評価 4.0〜5.0 の映画(5点満点)
このカテゴリーは見て大満足だった映画を集めています。
皆さんにもぜひ見てもらいたいです!
Enemy of America(星5.0 / 5点満点中)
公開:1998年
監督:トニー・スコット
主演:ウィル・スミス / ジーン・ハックマン / ジョン・ヴォイト
【概要】テロ対策のために作られた「通信の保全とプライバシー法」案をめぐる騒動を描いたものです。法案を拡大解釈し、一般市民のプライバシーを侵害する恐れがあったので、一部の議員は強硬に反対していました。
反対派の一人である下院共和党議員フィリップをNSA(国家安全保障局)のトーマスが湖畔で暗殺します。これがたまたま、渡り鳥を観察する無人カメラに録画されていました。
主人公ロバート(ウィル・スミス)は弁護士です。ひょんなことからこの事件に巻き込まれ、散々な目に会います。ラストシーンの “wish you were here”「君もここにいればなぁ(字幕は「君もバカンスを」)」が秀逸です。
最初のレストランのシーンはいらないのでは?と思ったのですが、最後の最後に必要となる重要な伏線でした。
ジーン・ハックマン演じるブリルが渋くてかっこいいです。
名作です。
機動警察パトレイバー 2 the Movie(星4.7 / 5点満点中)* アニメ
公開:1993年
監督:押井守
主演(声の出演):古川登志夫・冨永みーな・大林隆介
【概要】正直、最初はなめてました。
パトレイバーってなんかポニョポニョした子供っぽいアニメのイメージを持っていました。
良い意味で裏切ってくれました。すごかったです。
この映画は、1993年当時の技術を最大限にしかも上手に使い、見ている人間をその世界に引き込みます。
最新のハリウッド映画を見ているようでした。
監督は “Ghost IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995年)” や “INNOCENCE(2004年)” で有名な 押井守氏です。
音楽は川井憲次氏です。56分頃に壮大なオーケストラの音楽が流れるので分かると思いますが 「機動戦士ガンダム00 –A wakening of the Trailblazer –(2010年)」や「009 RE:CYBORG(2012年)← 監督は神山健治氏」の音楽を担当しています。
ところどころ、攻殻機動隊をイメージさせる物が出てきます。
タチコマ、ジカバチ(対戦車戦闘ヘリ。ATH-29)、合田一人(ごうだかずんど)、サトウ・スズキなどです。
理屈っぽい陸幕調査部別室の荒川茂樹(声優:竹中直人)は合田一人にかぶります。
-0.3 の要因は、反逆した隊員の動機が分かりづらかったことと、敵側の飛行機出どころが分かりづらいことと、戦闘シーンが短すぎたことです。
それでも、1992年当時に放送されていたアニメが「ルパン三世 ロシアより愛をこめて」や「幽☆遊☆白書」だったことを考えると脅威のクオリティーです。
* 楽天TV で見ました。300円でした。
All you need is kill(星4.0 / 5点満点中)
公開:2014年
監督:ダグ・リーマン
主演:トム・クルーズ / エミリー・ブラント / ビル・パクストン
【概要】エイリアンから攻撃を受けている地球が舞台です。報道官のウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)が戦地取材をを断ったがゆえに最前線に送られてしまうところから話が始まります。
戦地で未来から過去へと情報を伝達する役割を持った「アルファ・ギタイ」の体液を浴びたためタイムループする能力を身に着けます。
他のトム・クルーズ主演作同様、話が分かりやすく、映像が綺麗で、万人受けする映画です。
見たことがない方はぜひ1度見てください。おもしろいですよ。
ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー(星4.2 / 5点満点中)
公開:2011年
監督:フィリップ・シュテルツェル
主演:アーロン・エッカート / オルガ・キュリレンコ / リアナ・リベラト
【概要】元CIAのベン・ローガン(アーロン・エッカート。妻とは離婚という設定)はベルギーの民間防犯装置会社で働いています。アメリカの祖父のところにいた娘のエイミーをベルギーに呼び寄せて2人暮らしをはじめました。
ある日、ベンは自分の会社の商品に不備があると上司に報告をします。翌日会社に行くと、なんとオフィスはもぬけの殻になっていました。親会社に行っても何も分かりません。おまけに自分の銀行口座も使えなくなっています。
同僚は政府系の組織が雇ったプロの殺し屋に殺され戸籍も書き換えられていました。ローガンは自分が大きな陰謀に巻き込まれていることに気づきます。
終始、反抗期の娘がいい感じで邪魔をしてきます(笑)
後半出てくるオルガ・キュリレンコがチャーミングです。ちなみに身長は177cmだそうです。
ラスト15分間、怒涛の展開です。
原題は expatriate「国外追放者」(やや古風な英語)です。
ジオストーム(星4.1/ 5点満点中)
公開:2017年
監督:ディーン・デヴリン
主演:ジェラルド・バトラー / ジム・スタージェス / アビー・コーニッシュ
【概要】ダッチボーイという名の気象をコントロールできる衛星にまつわる話です。アフガニスタンで村人が凍りついてしまうのですが、これは序章に過ぎません。あるものの陰謀により、次々と災いが地球に襲いかかります。
黒幕は後半分かります。「犯人はお前だったのか〜〜〜!!」となること必至です。
2017年と最近作られた映画なので、画像がとにかく綺麗です。壮大な宇宙の世界を楽しむことが出来ます。
-0.7 は主人公のジェイクの「凄さ」をうまく表現できなかったこと。国際気象宇宙ステーションに行ったときも「あんた誰?」的な扱いを受けていました。最後の彼の活躍と照らし合わせると繋がりに違和感を感じます。
そこを除けばとても良い映画です。見る価値アリです。
ハラハラ・ドキドキ最後まで楽しめます!
出来たら、字幕版でみたほうが良いです。
日本語吹き替え版だとかなり違和感があります。
インターセクション(星4.1 / 5点満点中)
公開:2013年
監督:リュック・ベッソン
主演:ジェイミー・アレクサンダー / フランク・グリロ / ロシュディ・ゼム
【概要】ある実業家夫婦(ヘッジファンドでお金を稼いでいる)がモロッコの砂漠の中にあるトンブクトゥホテルに泊まります。
奥さんには愛人(トラビス)がいて、共謀して旦那を殺そうとしていました。
勘のいい旦那はそれに気づき、逃げようとします。
最終的に、護送中(* 殺人とダイヤの密輸の罪で捜査官3人を伴って護送中)の車に突っ込んでしまいます。
砂漠のど真ん中で男女6名がなんとかして脱出しようとするのですが・・・
中盤に大きな動きがあり、後半場面を変えて更に動きがあります。
最後まで面白くみられるサスペンス映画です。
ちなみに intersection は「① (道路の)交差点 ② 交差・横切ること」という意味です。
Fukushima 50(星5.0 / 5点満点中)
公開:2020年
監督:若松節朗
主演:佐藤浩市・渡辺謙など
【概要】2011年3月11日午後2時46分に起きた東日本大震災で、福島第一原子力所に大津波が襲いました。
それに伴い、電源が消失し、原子炉の冷却ができなくなりました。
一歩間違えば、チェルノブイリの10倍、半径250km(関東も含む)・人口5,000万人の大災害になりかねません。
最悪の事態であるメルトダウン(炉心溶融)を防ぐために、50人の従業員が奮闘します。
この地震を経験していない2011年以降に生まれた人にもみてもらいたい映画です。
類似のドラマに「チェルノブイリ(全5話)」というものがあります。
現在、amazon で見ることが出来ます(有料 1話194円〜300円)。
これをみるとさらに原子力事故の脅威がよく分かります。
評価 3.0〜3.9 の映画(5点満点)
このカテゴリーは見て面白かった映画を集めています。
大満足とまでは行かないまでも、楽しい時間を過ごすことができると思います。
ミッシングID(星3.5 / 5点満点中)
公開:2011年
監督:ジョン・シングルトン
主演:テイラー・ロートナー / リリー・コモンズ
【概要】原題は Abduction(誘拐)です。主人公のネイサン(テイラー・ロートナー)が誘拐された「子供を探すサイト」で自分らしき子供を見つけます。
倉庫のタンスを探すとその子が着ていたのと同じ洋服がありました。肩のシミが完全に一致しました。不安に思ったネイサンはそのサイトに連絡を取ってしまいます。
そのことをきっかけに周囲の人々は次々と殺されていきます。
今の父・母は誰なのか?なぜ自分は追われるのか?
ハラハラしながら楽しめるサスペンス・アクションです。
マーキュリー・ライジング(星3.9 / 5点満点中)
公開:1998年
監督:ハロルド・ベッカー
主演:ブルース・ウィリス / ミコ・ヒューズ
【概要】FBIシカゴ支局のアート・ジェフリーズ特別捜査官(ブルース・ウィリス)は潜入捜査のトラブルで一般事件の捜査に配置換えされます。
所轄警察署の要請で無理心中の捜査をするのですが、実際には無理心中ではなくNSA(アメリカ国家安全保安局 National Security Agency)が絡む殺人事件でした。
最後までハラハラ・ドキドキしながら見ることができる映画です。
自閉症患者役のサイモン(ミコ・ヒューズ)が良い演技をしています。
最後の最後で目頭が熱くなりました。
オススメしたい映画の一本です。
アウトロー Jack Reacher(星3.2 / 5点満点中)
公開:2012年
監督:クリストファー・マッカリー
主演:トム・クルーズ / ロザムンド・バイク / ロバート・デュヴァル
【概要】スナイパーライフルでの無差別射殺事件が起こります。
その容疑者に元アメリカ軍スナイパー、ジェイムズ・バーが容疑者にあがります。
彼は取調べ中に「ジャック・リィーチャーを呼べ」と書きます。元米軍憲兵捜査官であるジャック・リーチャー(トム・クルーズ)が捜査を開始するのですが・・・
映画が進むに連れ、様々な陰謀が明らかになっていき、最後に黒幕がはっきりします。
「お前が犯人だったのか!」と驚くこと必至です。
トム・クルーズの映画の中では珍しい、サスペンス系の映画です。
前半はあまり話が進まないので、退屈に感じるかもしれませんが、後半で一気に謎が明らかになっていきます。
NEXT -ネクスト-(星3.7 / 5点満点中)
公開:2007年
監督:リー・タマホリ
主演:ニコラス・ケイジ / ジュリアン・ムーア / ジェシカ・ビール
【概要】クリス(ニコラス・ケイジ・劇中ではマジシャンのキャデラックという名前)は2分先を予知することができます。
その能力はFBI捜査官フェリス(ジュリアン・ムーア)にすでにバレています(映画ではいきなりバレているところから始まります)
テロリストによりロサンゼルスに核兵器が持ち込まれたという情報を得て、フェリス(ジュリアン・ムーア)は捜査を開始します。
最初は捜査協力を拒否していたクリス(ニコラス・ケイジ)も捜査に参加するのですが・・・
ラストにびっくりしました。
監督は「007 Die another day」の監督をした リー・タマホリ です。
ハンターキラー 潜航せよ(星3.4 / 5点満点中)
公開:2018年
監督:ドノヴァン・マーシュ
主演:ジェラルド・バトラー / ゲイリー・オールドマン / コモン
【概要】ロシア領バレンツ海にてロシア連邦海軍アクラ級原潜コーニクを米海軍ロサンゼルス級原潜タンパ・ペイが追いかけます。
突如、ロシアの原潜が内側から爆破し沈みます。その後、アメリカの原潜も海上から来たミサイルに沈められます。
原因を探るためアメリカは、潜水艦を派遣します。二転三転しながら話が進み、黒幕は後半明らかになります。
2018年に作成された映画なので、映像が素晴らしいです。
ストーリーはありがちといえばありがちなのですが、ハラハラしながら楽しんで見られると思います。
スリラー映画とアクション映画の中間くらいの位置づけでしょうか。
面白かったです。
メッセージ(星3.4 / 5点満点中)
公開:2017年
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
主演:エイミー・アダムス / ジェレミー・レナー / フォレスト・ウィテカー
【概要】世界各地にピーナッツ型の謎の宇宙船が現れ、言語学者のルイーズと物理学者のイアンがその正体を調べます。
ヘプタポットという円形の墨を吹きかけたような文字の解読をしながら彼らの本意を知ろうと悪戦苦闘します。
彼らが敵か味方か、彼らが地球に着た目的は何なのかは後半分かります。SF映画です。
個人的には前半に時間をかけすぎて、後半が軽すぎた気がします。
後日談をもう少し見たかったです。
トータル・リコール(星3.6 / 5点満点中)
公開:2012年
監督:レン・ワイズマン
主演:コリン・ファレル / ケイト・ベッキンセール
【概要】世界大戦で化学兵器が使用されたため、人が住めるエリアは2つ(裕層が住むブリテン連邦(UFB)と貧困層が住むコロニー)に限られてしまいました。
主人公のダグラス・クエイド(コリン・ファレル)は貧困層に住む労働者なのですが、いつからか、変な夢を見るようになります。
大どんでん返しに興奮するSF映画です。
個人的には、最後の戦闘が安っぽく感じられました。
そこが上手に描かれていれば 評価4.0 以上でした。
ホース・ソルジャー(星3.6 / 5点満点中)
公開:2018年
監督:ニコライ・フルシー
主演:クリス・ヘムズワース / マイケル・シャノン / マイケル・ペーニャ
【概要】アメリカの同時多発テロ(2001年9月11日)の反撃の話を描いた映画です。
国際テロ組織アルカイダを隠匿している疑いがあるとされたアフガニスタンのタリバン政権に対して行われた軍事作戦(OEF-A)で、タリバンが実効支配する拠点マザーリシャリーフを奪還する様子が描かれています(実話だそうです!)
映像が迫真に迫る物となっていて(撮影は2017年1月)、引き込まれます。
手に汗握る映画です。映画の前半で語られる、地元勢力の名前、地理関係などをメモしておくと話が分かりやすくなります。
ファイナル・スコア(星3.2 / 5点満点中)
公開:2018年
監督:スコット・マン
主演:デイヴ・バウティスタ / ピアース・ブロスナン / ララ・ピーク
【概要】元Navy SERALs のマイケル・ノックス(デイヴ・バウティスタ)が戦士した友人の娘ダニー(ララ・ピーク)の娘とサッカーの試合を見に行くのですが、そこでテロに巻き込まれます。
テロリストたちは、ディミトリ(ピアース・ブロスナン。サッカー会場にいる)を呼び戻し、祖国で再び革命を起こすことを目指しています。
ムキムキのマイケル・ノックス(デイヴ・バウティスタ)が敵を次々となぎ倒します。
アクションシーン満載です。
ツッコミどころ(→「その高さから落ちて無事なわけ無いだろう」)も満載です。
104分間楽しめる映画です。
カリフォルニア・ダウン(星3.5 / 5点満点中)
公開:2015年
監督:ブラッド・ペイトン
主演:ドゥエイン・ジョンソン / カーラ・グギノ / アレクサンドラ・ダダリオ
【概要】レイ(ドゥエイン・ジョンソン)の部隊が、崖から落ちた車を救うところから始まります。
カリフォルニア大学地震学ラボのローレンス教授とキムは(ラスベガスの南東56kmのところにあるファルコという場所にある)フーバーダムの群発地震の検証のため現地に行きます。
運悪く巨大地震に巻き込まれてしまい、キムは亡くなってしまいます。ローレンス教授がインタビューを受けているとき、助手が血相を変えて飛び込んできます。
「サンフランシスコ一体の磁気パルスの値が急上昇している」と報告してきました。
最終的にマグニチュード9.6の地震がカリフォルニアを襲うのですが・・・
地震の描写がすごいです。迫力満点です。
首都直下地震ってこんな感じなのかなと、不安になるくらい臨場感あふれる映像が続きます。
最終的にどうなったかは、ぜひ、映画でご覧ください。
評価 0〜2.9 の映画(5点満点)
このカテゴリーは見た後に「う〜む」と唸ってしまうような 微妙な 印象をもった映画を集めています。
一見する価値はあるかもしれませんが、上の2つのカテゴリーの映画のように、「心」
スカイスクレイパー(星2.5 / 5点満点中)
公開:2018年
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
主演:ドウェイン・ジョンソン / ネーヴ・キャンベル / チン・ハン
【概要】FBIの制圧部隊の隊長のウィル・ソーヤ(ドウェイン・ジョンソン)は爆発に巻き込まれ、左足の膝から下を失います。
FBI を退職したウィルは香港の1,000mを超える超高層ビル「ザ・パール」のセキュリティー監査を担当することになります。
CGをフルに使い、映像は美しいです。その98階に家族と共に住むのですが、テロリストの陰謀に巻き込まれます。
人間離れした行動でウィルは「ザ・パール」に残された家族を救います。
102分間ドウェイン・ジョンソンのアクションを楽しめるのですが、「トラブルに巻き込まれる → ドウェイン登場 → 困難を乗り越えトラブル解決」というわかり易すぎる流れで、途中から飽きてきます。
CGはきれいなので、一見する価値はあります。
バリスティック(星2.0 / 5点満点中)
公開:2002年
監督:カオス
主演:アントニオ・バンデラス / ルーシー・リュー
[2021年現在 amazon prime video に該当作品なし]
【概要】DIA長官ガント(悪役)の息子マイケルがシーバー(ルーシー・リュー)に誘拐されます。
息子マイケルが誰の子なのか、DIA長官ガントの妻ヴィンと主人公ジェルマイア・エクス(アントニオ・バンデラス)の関係や、なぜシーバーがマイケルを誘拐したのかは最後の方で明らかになります。
あらすじは悪くないのですが、シーバー(ルーシー・リュー)の設定(元DIA捜査員・無敵の殺戮兵器)に無理があり、話に入り込みづらいです。
アントニオ・バンデラスがあまりかっこよく描かれていないのもマイナスです。
ballistic は「弾道の・激怒して(→ go ballistic 「激怒する」)という意味だそうです。
WILD CARD (星1.3 / 5点満点中)
公開:2015年
監督:サイモン・ウエスト
主演:ジェイソン・ステイサム / マイケル・アンガラノ
【概要】本作のジェイソン・ステイサムも無敵です。
そういう彼を見たい人にとっては本作は悪くないかもしれません。
あらすじは、元恋人のホリーがマフィアのボスにレイプされたから復讐してほしいとニック・ワイルド(ジェイソン・ステイサム)に依頼するところか始まります。
この部分がとてもあっさり描かれている(=ほとんど描かれていない。回想シーンなどもなし)ので、この女性は誰なのか、ニックと関係があるのか推測しながら見続けることになります。
銃を使わずに大人数のマフィアと戦う設定に無理があるし、マフィアのボス(たしかプロボクサー)を膝蹴り一発で仕留めてしまう展開には「え〜、もう少し尺取ろうよ!彼、ラスボスでしょ?蹴り一発はないでしょ」と思うこと必至です。
正直に言うと、最後まで見るのが辛かった作品です。
お金を出して amazon prime で見る価値はないと思います。
午後のロードショーなどで定期的にやっているので、その時に見ればよいでしょう。
ラストスタンド(星1.9 / 5点満点中)
公開:2013年
監督:キム・ジウン
主演:アーノルド・シュワルツェネッガー / ロドリゴ・サントロ
【概要】かつてロサンゼルスの敏腕刑事だったレイ・オーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)が第一線を退き、メキシコ国境野町で保安官をしています。
そこに凶悪犯(メキシコの麻薬王)が脱走したという連絡が入ります。
闘争する麻薬王とレイが対決をします。
分かりやすいB級映画です。
時間つぶしに見るのには向いているレベルです。
おまけ
コロナに関する記事を残します。
量が増えたら単独の記事にする予定です。
本日(2021年8月8日(日))の都内の新規感染者数は 4,066名 でした。
都内のコロナ対応が新しい段階に入りました。
現在、病院に入院できないようです。
自宅療養者の半数以上が119番しても病院に搬送できず…都内の新型コロナ感染者急増
東京都の新型コロナウイルスの感染状況が急激に悪化する中、自宅療養中の感染者が119番通報をしても、半数以上を病院に搬送できなかったことがFNNの取材でわかった。
関係者によると、8月1日、自宅療養している感染者が体調悪化などで119番通報したのは213件で、このうち病院に搬送できたのは91人、残りの122人は搬送先が見つからず自宅に留め置かれたという。
また、搬送できたケースでも、救急隊が20カ所から30カ所以上の病院に電話をかけて見つかったということだ。
感染者数とともに重症患者も急増する中、医療提供体制がさらに厳しくなることが懸念される。
同じ日に、都内約100病院に入院を拒否されるという報道がありました。
新型コロナの感染者数が過去最多を更新し、医療体制のひっ迫が懸念されています。東京都内で先週、救急のコロナ重症患者がおよそ100の病院から受け入れを拒否され、搬送に8時間を要したケースがあることが分かりました。
関係者によりますと、先週の夜、東京都内に住む50代の男性から119番通報がありました。
男性(50代)はコロナ感染し呼吸困難の状態で、救急隊が搬送先を探しましたが、およそ100の医療施設が態勢の不備などを理由に受け入れを断ったということです。
男性は通報からおよそ8時間が経過した翌日の未明に、およそ50キロ離れた病院に入院しました。
総務省消防庁によりますと、コロナの感染が疑われる患者の搬送先が30分以上決まらない「救急搬送困難事案」は7月第4週は698件あり、前の週の1.6倍に増加しているということです。
この記事に対して、呼吸器内科医の先生が以下のようなコメントを出していました。
7月から実は多くの医療従事者が警鐘を鳴らし続けているのですが、残念ながらオリンピック報道に隠れている部分が多い状況で、個人的にもとても歯がゆい思いです。
数字上、病床が空いていても、発熱のみで身の回りのことができる1人と、酸素投与を要するようなケア必要度が高い1人では、とられるマンパワーが全く違います。
現在、新型コロナワクチンの恩恵を受けられている人はまだ多くなく、全体の患者数が増えれば増えるほど、中等症や重症の絶対数が比例して増えてくるのが新型コロナ診療の現状です。関西の第4波でも、重症病床が埋まってしまい、軽症・中等症病床に重症患者さんが増え、最終的に救急搬送できない事例が相次ぎました。
デパートでのコロナ感染がひどいようです。
東京・新宿の伊勢丹新宿店では2021年8月2日に本館地下1階フロア(食品)の勤務者8人をはじめ、計16人の感染を発表。当該勤務者は、勤務中もマスク着用やアルコール消毒など、感染拡大防止策を施していたと説明している。
消毒や清掃を行ったうえで翌3日は通常通り運営するとしたが、当日には一部店舗の営業時間変更や営業休止を発表。洋菓子店の「ヨックモック」「銀座ウエスト」や総菜を扱う「銀座アスター」「崎陽軒」などが営業休止となった。
ルミネエスト新宿店(* 新宿駅ビル)では、従業員の新型コロナウイルス感染者増加を受け、3日に「感染拡大防止対策を徹底するため、【8月4日(水)】は臨時休館とさせていただきます」と公式サイトで発表。通常行っている消毒作業に加えて、全館の一斉消毒作業を行うとした。
関西では阪神百貨店梅田本店でクラスター(感染者集団)が発生した。7月31日、8月1日の2日間は全館臨時休業となり、2・3日も地下1階、1階の食料品売場については販売体制が整わないため、休業となった。同店ではこれまでに従業員115人が感染した。
伊勢丹新宿店に向けては「新宿伊勢丹、休業しないのヤバいね…」といった厳しい見方もある。「働いている方も、とても気をつけられているはずでの不可抗力…休めず苦しいと思います」と従業員を気遣う人もいた。
伊勢丹の感染は拡大しているようです。
伊勢丹新宿、1週間で従業員81人感染 一部売り場休業
三越伊勢丹ホールディングスは4日、伊勢丹新宿本店(東京・新宿)で4日までの1週間に、店舗で働く従業員計81人が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。感染者の多い地下1階の食品フロアを中心に一部売り場を休業している。
同店は保健所からクラスター(感染者集団)の認定は受けていない。感染対策を強化したうえで、店舗としての営業は5日も継続する。
現在、流行しているデルタ株は感染力が強いようです。
ワクチン接種完了者も感染
CDC(米疾病対策センター)によれば、デルタ株は1人の感染者から8~9人に感染させるという。水ぼうそうに匹敵する。インフルエンザは1~3人、従来型の新型コロナは2.5人だから、強烈だ。
デルタ株の空気感染(エアロゾル感染)は厄介だ。中国の研究グループがデルタ株感染者のウイルス量を調べたところ、従来株の約1000倍だったという。デルタ株感染者がフロアに1人でもいれば、エアロゾルに乗ったウイルスがたちまち広がるのもうなずける。エアロゾルは最大3時間程度、感染力を維持しながら空中を浮遊する。
また、デルタ株は、ワクチン接種完了者も感染し、他人に感染させることも分かっている。河野ワクチン担当相も「デルタ株の感染拡大をワクチンだけでどうにかするというのはなかなか難しい」と漏らしている。
病床及び対処できる人員に限界があり、中等症Ⅰまでは自宅療養(!?)という驚くべき方針になったそうです。
新型コロナウイルスの感染者が急増する地域で、重症化リスクの低い患者(→ 中等症Ⅰまで)は原則、自宅療養とする政府方針が決まった。「第4波」の関西では、自宅で症状が重くなくても急速に悪化して死亡する患者が相次いだ。多くの自宅療養者を訪問し、リスクが低いとみられた患者でも死亡する現実に直面した医療関係者は、自宅での医療体制の整備を訴え、東京や関西などでの「第5波」の深刻化に向けて警鐘を鳴らす。
翌日に、都は見直しを決め、中等症用の病床を用意するというニュースが出ましたが、一日数千名新規感染者が出る現状では、早晩、それも一杯になるでしょう。
状況は日に日に悪化しています。
東京 自宅療養中の死者急増 30~50代 8月に8人
新型コロナウイルスの感染拡大にともない、自宅療養者が急増する中、8月になって、東京都内で自宅療養中の感染者とみられる、少なくとも8人が死亡していたことが、FNNの取材でわかった。
8人は、いずれも30代から50代で、自宅療養者とみられる人の死亡も急増している。
都内で、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中に死亡したとみられるのは、8月に入って、少なくとも8人にのぼるという。
8人は全員男性で、30代が1人、40代が1人、50代が6人で、いずれも感染が確認され、自宅で療養していたとみられている。
関係者によると、都内で自宅療養中に死亡した感染者は、2020年12月から2021年7月までの8カ月間で、11人だった。
8月になって、自宅療養者とみられる人の死亡が急増している状況。
都内では、4日の時点で、感染者の1万4,783人が自宅療養していて、1カ月で13.5倍に急増している。
衆議院の任期が10月までなので、それまでには衆議院選挙があります。
政権交代の可能性をにおわせる記事が増えてきました。
8日に閉幕する東京五輪は日本選手の史上最多を大幅に更新する金メダルラッシュでお茶の間を熱狂させている。しかし「この熱狂は政治とは別世界の話で、国民の間には最悪の事態を想定せず、根拠なき楽観主義で医療態勢崩壊を招いた菅政権への怨嗟の声が満ち満ちている」(自民長老)のが実態ともみえる。
下の記事が書かれたのが2021年5月11日でした(* 現在は8月上旬)
コロナの新規感染者が増え(5月11日・925人 → 8月5日・5042人)、政治に対する風当たりも随分変化しました。
再び政権交代は来るのでしょうか?
政権交代してほしいけど…投票先は「自民」世論調査に現れた内実 「政治とカネ」受け皿になれない「立憲」
一見すると、与党である自民党に逆風が吹き、立憲をはじめとした野党に追い風が吹いているのかと思わせる結果です。しかし、その内実は異なるようです。
衆院選の比例区投票先について、「仮に今、投票するとしたら」と聞いたところ、次のような結果でした。
Q:仮に今、衆議院選挙で投票するとしたら、あなたは、比例区では、どの政党に投票したいと思いますか。【2021年調査】
・自民党=46%
・立憲民主党=16%
・公明党=6%
・共産党=5%
・日本維新の会=10%以下略
衆院選による政権交代への期待感は高まっているものの、いざ一票を入れるとなると、野党第1党の立憲よりも与党自民党を選ぶ有権者の意識が浮き彫りとなりました。
5chで、帰省に関する書き込みで面白いものを見つけました。
国民1「中止の考えはない。強い警戒感を持って帰省に臨む」
国民2「バブル方式で帰省する。感染拡大の恐れはないと認識している」
国民3「帰省を中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。帰省に挑戦するのが国民の役割だ」
国民4「安心安全な帰省に向けて全力で取り組む」
国民5「コロナに打ち勝った証として帰省する」
国民6「(帰省は)今更やめられないという結論になった」
国民7「『帰省するな』ではなく、『どうやったら帰省できるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
国民8「もしこの状況で帰省がなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけて帰省する為に僕だけじゃなく帰省を目指す国民はやってきている」
国民9「家族に感動を与えたい。帰省はコロナ禍収束の希望の光」
国民10「我々は帰省の力を信じて今までやってきたた。別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいのではないか」
国民11「(帰省中止要請は)自主的な研究の成果の発表ということだと思う。そういう形で受け止めさせていただく」
国民12「言葉が過ぎる。帰省中止を決める立場にない」
国民13「帰省が感染拡大につながったエビデンスはない。中止の選択肢はない」
国民14「(帰省について)政府は反発するだろうが、時間が経てば忘れるだろう」
国民15「帰省することで、緊急事態宣言下でも帰省できるということを世界に示したい」
国民16「帰省について限定的、統一的な定義は困難」
国民17「実家を訪問するという認識。帰省するという認識ではない」
この文言は、政府がオリンピックを強行しようとして、大臣たちが記者会見でした発言を皮肉ったものです。
* 「帰省」の部分を「オリンピック」に変えると実際の大臣の発言になります。
こうしてみると、いかにオリンピックを強引に開催したかがわかります。
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