先日、今まで経験したことのないような「めまい」に襲われました。
幸いにも大事には至らなかったのですが、一歩間違えば、日常生活に支障をきたすところでした。
似たような状況にある人の一助になればと思い、記事にしました。
起きたらものすごいめまいが・・・
生まれて初めて激しい「めまい」に襲われました。
まっすぐ歩けないし、吐き気はするし、本当に大変でした。
時系列で記述します。
一日目(2019年12月6日 金曜日)
朝、いつものように起床したらものすごい「めまい」に襲われました。
震度4くらいの地震が突然襲ってきた感じ(前後1mくらい地面が揺れる)と言えば分かっていただけるでしょうか?
振り向いたり、かがんだりする(=頭を動かす)たびに、大きな「めまい」に襲われました。
30分もすると車酔いのような状態になり、吐き気をもよおしました。
この時点では、左前から右前に大きく円を描くように揺れていました。
この日はまっすぐ歩くのが大変でした。
ふとした瞬間に頭が揺れるので、移動中は壁沿いを歩き、階段は手すりを握りながら上り下りしました。
日頃、何気なくなっている動作でも「めまい」に襲われました。
かがんだり、振り返ったり、うなづいたりするとよろけてしまうくらい頭が揺れました。
時間が経つにつれ、症状は軽くなり、帰宅時(夜9時くらい)にはだいぶ楽になりました。
二日目(2019年12月7日 土曜日)
朝起きたら再び「めまい」に襲われました。
二日目は前後に50cmくらい揺れる感じでした(一日目は前後に1mくらい揺れる感じ)
頭が揺れている時は一日目の 1/2くらいの気持ち悪さでした。
移動中の「めまい」も一日目の 1/2 程度でした。
車酔いで例えると「吐く二歩手前」くらいの状態(= あと10分この状態が続くと「吐く」)でした。
この日も仕事だったので、出勤したのですが、同僚には「状況がひどくなったら帰るかも」と伝えておきました。
頭を動かすと「めまい」がするので、会釈とかはしないように気をつけました。
時間と共に症状は軽くなり、夕方にはずいぶん楽になりました(昨日の20%程度の気持ち悪さ)
三日目(2019年12月8日 日曜日)
朝起きたら再び「めまい」に襲われました。
三日目は前後に20cmくらい揺れる感じがしました。
頭を下げると揺れが始まるのは昨日同様だったのですが、気持ち悪さは二日目の 1/2 くらいでした。
午後2時くらいに外出をしました。
支えがないとたまに体が左右によろけました。
時間が経つにつれ、楽になり、夜8時過ぎにはほぼ問題なく歩けました。
「めまい」の原因判明
月曜日(四日目)になり、病院に行きました。
水天宮にある「めまい」を見ることのできる耳鼻咽喉科です。
午後の診療が始まる3時に行きました。その時点で16人待ち。
診察が始まったのは5時でした。
半休を取って正解でした。
実際の診察内容は、以下の通りです(検査時間は10分程度。値段は4,000円程度。自由診療)
・問診
→ 「めまい」となる原因を探る
・足踏み検査
→ 目をつぶって50回足踏みをする
・赤外線CCDカメラによる平衡機能検査
→ ゴーグルをつけ、上体を倒した時に目がどれくらい泳ぐかを録画する
・重心動揺検査(ラバー負荷あり)
→ 体重計のようなものに乗り、目を開けた場合と目をつぶった場合で重心がどれくらいズレるか検査する。
・聴力検査
→ 個室に入って、音が聞こえたらボタンを押す
先生の発言をまとめると以下の通りです。
・ 「めまい」は生真面目な人がなりやすい。
・ 緊張状態(=ストレス)が長く続く(=仕事中緊張し、仕事が終わった後も緊張する状態が続く)と「めまい」になりやすくなる。
・ 緊張状態が続いている時にさらに負荷が加わると「めまい」になりやすくなる。
このブログでは僕の仕事について触れてませんが、仕事中は気を抜けず、帰宅後も資料の整理や勉強など、ずっと根を詰めて作業をしています。
年がら年中仕事のことを考えているので、ずっとテンションが上がりっ放しです。
この状態が今回の「めまい」につながったのだと思います。
先生には「メニエールまでは行ってないけど、メニエール症候群一歩手前くらいです。仕事以外のことを考える時間を少し持ってください。気を抜く時間が必要です」と言われました。
気をつけたいと思います。
まとめ
生まれて初めて経験した「激しいめまい」に翻弄された1週間でした。
病院に行き、原因が「仕事のしすぎ」「根の詰めすぎ」「イラつき」だと分かり、対処もできるようになりました。
睡眠を十分にとり、イライラせず、気を楽に仕事をしようと思います。
今回、処方してもらった薬は以下の通りです。
・ アデホスコーワ顆粒10%(めまいを治療する薬)
・ メリスロン錠12mg(めまいを治療する薬)
・ イソバイドシロップ70%(メニエル病で起きるめまいや耳鳴りを和らげる薬)
・ ツムラ柴胡加竜骨牡蛎湯(漢方。精神不安、動機、不安などを和らげる)
・ トラベルミン配合錠剤(乗り物酔いによるめまいや吐き気を抑える薬)
【参考】
・ メニエール病
おまけ
この記事を書いている時に 『livedoor NEWS』で興味深い記事を見つけました。
少々長い記事ですが、引用します。
「妻が怖くて帰れない…」家のドアを開けられず、車中泊が至福の時間となってしまった男性
■突然、怒鳴る妻に対応できない…
結婚して13年、12歳を頭に3人の子がいるヒロアキさん(41歳)。3歳年上の妻は、子どもが増えるたびに強くなってきた。
「強いのはいいんですが、ここ数年、いきなり怒鳴ることが多いんですよ。子どもに対してということもあるし、僕が帰るといきなり、『どこほっつき歩いてるの! 20分遅いでしょ』って。確かに帰るとメッセージを送ってから遅れはしたけど、それは電車が遅れたりちょっとコンビニに寄ったりしていたから。そう言うと、『だったら連絡くらいしなさいよ』って。その後、『ったく、ふざけるんじゃないわよ』という言葉がつく。それがより怖さを増しますね」
捨て台詞は人を怯えさせるのにじゅうぶんなのだ。人はあまり捨て台詞に慣れていない。それにしても、たかだか20分ほど帰宅が遅れたことで、なぜ妻はそこまで怒鳴りつけるのか。
「単純に、僕の言っていることとやっていることが違う、というのが彼女の言い分。自分が言った時間に帰れないなら連絡するべきだろう、と。ただ、僕が時間通りに帰ろうと20分遅れようと、妻にとっては何の影響もないんですよ」
というのは、夫は自分の食事は自分で温め直すから。テーブルの上はおかずだけ遺されている。炊飯器にごはんがあるのを確認し、味噌汁は自分で温める。それが20分遅れたからといって、何の問題があるだろうと彼は思うのだ。
「僕が“言うことをきかない”から、妻の逆鱗に触れる。妻はすべてを支配したいんでしょうね」
子どもたちはまだ、妻の支配が効く年齢だが、いちばん上の子がそろそろ反抗的な態度を見せている。それに苛立っている妻は、夫に八つ当たりをするわけだ。
■もう黙り込むしかない…
ヒロアキさんの対処法は、ただひたすら黙り込むこと。妻の罵声を脳にとどめず、流してしまうしかない。まともに受け止めたら、ヒロアキさん自身の心身がもたない。
「前は説得しようとしていたんですよ。だけどそうすると妻は激昂していくだけ。いちばん上の子に聞いたら、僕が妻を説得しようとしたあとは、よけい子どもたちへの当たりが強くなるらしい。それを聞いて、ムダな説得はやめました」
最近では、家のドアを開けるのが怖くて、「今日は残業」とメッセージを送って駐車場に置いてある車の中で、ひとりコンビニ弁当を食べる夜もある。マンションの自宅の灯りが全部消えるのを見計らってから帰宅するのだ。
「そんなときに限って、電気は消しているけど妻は眠っていなかったということもある。そうするとまた怒られるので、ちゃんと寝静まるのを待ったりもしています」
車の中にいる時間は、至福のときだという。新聞代わりにスマホでニュースをチェックしたり、ゲームをしたりして自分の時間を満喫する。さらに最近は、車の中に分厚い本などを持ち込むようになった。
「車で読書をするのが楽しいです。でもときどき、おまわりさんが巡回していたりするんですよね。あやしいんでしょう、職質を受けることもあります。つい先日も職質されたので、『妻が寝るのを待って家に帰るんですよ』と言ってみました。おまわりさん、哀れむような目で見ていましたね」
この状況はいつまで続くのか、そして彼の心身がいつまで保つのか、彼自身も「それが心配」と表情を曇らせた。
パートナーと良好な状態を築けないとそれが大きなストレスとなり、「めまい」などの病気を引き起こすこともあるのだそうです。
「ストレス因子を取り除くことが大事」だと先生に念を押されたことを追記しておきます。
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