後編になります。
高速道路の入り口から、ゴール後までをお送りします。
ランナー受付の時の様子はこちら
横浜マラソン2018 前編の様子はこちら
横浜マラソン2018 レポート 後編
それでは後編をお楽しみください。
⑨ 高速道路入り口からゴールまで
この辺から歩いている人が目立ちました。
僕はまだ余裕があったので、止まることなく走り抜きました。
ランナーズアップデートによると、高速道路区間(約10km)で1,000人ほど抜きました!
はじめのうちは 右側に傾いて いました。
左足の負担がすごかった(→ 筋肉が痛くなるほど)です。
(∵ 右に傾く=右のほうが低い=距離の短い左足のほうが先に着地+着地が斜め=左足の違和感がすごい)
路面の硬さはあまり気になりませんでした。
ネット情報では道路の「内側」の方が、傾斜が少なく走りやすかったそうです。
次回走るときに確認しようと思います。
路面が傾いているのが分かりますか?
EXPO時の説明によると7度傾いているそうです。
前半は右に傾き、後半は左に傾いていました。
ここをゆっくり走ると足首にすごい負担がかかるので、走り抜けてしまうのが良いと思います。
この辺りからアップダウンが何回かあったのですが、それほど気になりませんでした。
歩いている人が多かったです。避けるように走りました。
足を伸ばしている人が多かったです。中には座り込んでいる人もいました。
彼らを見て、初フルの時の辛い思い出が蘇りました。
「20kmくらいで足がメリメリ痛み出し、30km手前で完全に足が尽きる。
残り12kmもあるということに絶望感を感じながら、歩くような速度で走る」
こういう時はトイレ休憩も兼ねて5分くらい立ち止まると良いですよ。
座り込むと冷えて足が固まってしまい、立てなくなってしまいます。
仮装はダメだと書いてあったので、着なかったのですが・・・
次回は何か着ようかな?(ニヤリ)
「黒岩知事」とても頑張っていました。
『ツイッター 』によると30km走を2回もしたそうです。
ここだけの話、今回のマラソンの目標の1つは「知事に勝つ!」でした。
下の写真の見切れそうな部分をUターンしてすると高速道路区間は終了です。
バンクは足にきましたが、路面に凹凸がなかったのでとても走りやすかったです。
ここから先は距離感が掴めなかったので辛かったです。
下の写真の折り返し地点は割と近いからよかったのですが、次の折り返しが遠くて大変でした。
今回、最大の山場である埠頭にやってきました。
この辺になると、20度を超えていたので、みな給水に群がりました。
埠頭の折り返し地点です。
折り返し地点まで距離があるということは人の流れから予想できたのですが、走っても走っても折り返し地点が来なくて、心が折れそうになりました。
下の写真の青い矢印が折り返し地点です。
初めてこのコースを走る人は「いつ折り返し?」と思ったはずです。
やっと折り返し地点です。
38.5kmあたりにあるこの坂辺りから少し歩き始めてしまいました(涙)
この辺になると、「休憩」という名の「給水」になっていました。
走るたびに足の筋肉が「メリッ」と音を立てるのが分かりました。
翌日の筋肉痛が楽しみです(涙目)
横浜マラソンは給水所の散らかり具合がひどかったです。ランナーのマナーが求められます。
潰れたコップで転んでいる人を何人か見かけました。
ラスト3kmくらいから歓声がすごかったです。
疲労で意識が飛びそうだったのですが、目が覚めました。
赤レンガ倉庫横の大型モニターによると、順位は9362番/22033人中でした。
真ん中より少し上でした。
石畳は足にきます。
高速道路よりこっちの方が(疲れていたのもあって)辛かったです。
限界まで疲れているときに「あと1km!!」という応援が1kmほど続きます(汗)
ランナーは皆「どこで『あと1km』が終わるんだ」と思ったことでしょう。
⑩ ゴール後の様子
フルマラソンはラストスパートをしてはいけません。
その後がかなり長いからです。
* ランネットのレポートによると、5時間〜6時間でゴールした人はここで10〜30分待ったそうです。
ゴール直後にアクエリアスをもらえます。
計測タグを渡し、完走メダルをもらいます。
みなさんとても疲れているようで、臨海パークはランナーであふれていました。
完走メダルが横浜の海と空に映えます。
パシフィコ横浜に入る直前に完走タオルをもらえます。
座ると立てなくなってしまいそうだったので、入口付近のシートで着替えました。
ちなみに、女性の更衣室は2Fです(→ 比較的快適だったと、女性ランナーが話しているのを聞きました。)
みなとみらい駅から帰ろうと思ったのですが、彼女曰く「JRの方が空いている」とのこと。
帰りは桜木町駅から帰りました。
横浜マラソン2018 結果
横浜マラソン、無事に完走できました。
記録は 4:39:56 (ネット)でした。
35kmまで休むことなく6:00-6:15/kmで走れました。残り5kmがまだまだ課題ですが、まあ、良しとしましょう。
ちなみに、2018年2月末の東京マラソンの記録は 4:56:57 でした。17分タイムを短縮できました。
アップルウオッチに37kmまでのラップが載っていました。
アップルウオッチだと電池が5時間もたないようです(涙)
6分〜6分15秒/kmで走ることができました。
2kmに一回くらい時間が増えているのは給水です。
20~30秒くらい時間をロスしています。
当日は気温が20℃を超えていたので、良しとします。
→ 当日は暑かったので躊躇せずにガブガブ飲みました。汗で出てしまったのか、ほぼトイレに行きませんでした。
→ 唯一トイレに行ったのは高速道路上です。誰も使っていなかったので1分もかからずにすみました(27km地点くらい)
ランナーズアップデート(携帯のアプリ版)によると、2,800人抜いたようです。
完走後の足の様子
メモがわりに記録しておこうと思います。
● 翌日
ふらつきながら歩く。階段を上り下りするとのけぞるくらい痛い。
肩の付け根がひどい筋肉痛になった。
座っている時、足がピクッとして攣りそうなることが何度かあった。
右足の親指に違和感を感じた。親指の健が引っかかるように痛い。
股ずれがひどい。走る前に股ずれ用のクリームを塗ったがあまり効果がなかった。
左足の内腿の皮がめくれ、赤い肉が見えていた。来年は大きな絆創膏を貼るか?
首に日焼け止めを塗るのを忘れたので、ヒリヒリして痛い。
● 2日後
痛みは前日×0.8程度。
歩くときに少し引きずってしまう。
階段はゆっくりだが一段ずつ上れた。
大腿四頭筋(腿前)のダメージは少なかったようだ。
ハムストリングスにダメージが残っている気がする。
● 3日後
普通に歩けるようになる。階段の上り下りも問題ない。
ハムストリングスには少し違和感を感じる。
大腿四頭筋(腿前)の違和感はほとんど感じなくなった。
● 4日後
日常生活に支障はない。
軽く走ってみた。ハムストリングスに少しだけ違和感を感じる。
足の裏が攣りやすくなっている。
右足の親指の腱はまだ違和感が残る。
→ どうやら、右足親指から着地していたようだ。左の親指に痛みは感じないので、次回は気をつけて走りたい。
● 4日後
痛むのは右足親指の腱のみ。
次回のフル(東京マラソン2019)の時はテーピングが必要。
● 5日後
ゆっくり10km(7分〜8分)で走ってみた。
10km前後でハムストリングスが悲鳴をあげた。
フルマラソン後1週間で他のマラソン大会に出るのは無理なようだ。
● 20日後
15kmを6分/km(90分)で止まらずに走れた。
だが、7kmくらいから右のハムストリングスに鈍い痛みを感じた。
右足親指の腱の違和感はだいぶ減ってきた。
→ 階段上がるときにたまに違和感を感じるくらいになった。
右足親指は半分内出血して黒くなっている。次回フルに出るときはテーピングが必要か?
次回への課題
2018年2月の東京マラソンより色々な点で向上は見られたのですが、改善すべき点がいくつかありました。
次回への課題としてメモを残しておこうと思います。
● 35km以降のスタミナ
→ 3時間走だけでなく4時間走が必要
→ 東京マラソン2019の前には 4時間走 or 40km走 を取り入れたい。
→ 月間走行距離があと100km足りない。300km/月、走りたい。
● 腹筋・肩周りの筋肉痛
→ 筋トレをほぼしていないので、上半身を中心に強化したい。
● 股ずれ対策
→ 今回もひどくて、左腿の皮がむけて少し肉が見えていた。なんとかしたい。
→ 股ずれ用のクリームを塗る以外に何かすべきことがあるか、調べる必要あり。大きめの絆創膏でも貼るか?
→ ランニング用のタイツがあたってできた股ずれだと思われる。そろそろタイツから卒業する時期なのか・・・
● Applewatch 以外のスポーツウオッチを買うべきか
→ 年月が経ち、電池の持ちが悪くなってきた気がする。専用の時計を買うべきか検討する
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