画像:『かわいいフリー素材集 いらすとや 』
帰宅したら、彼女が震えていました
2017年10月3日(火)、帰宅したら彼女が毛布にくるまって震えていました。
室温30度のムッとした暑さの中、彼女は「寒い、寒い」と言っていました。
ただ事ではないなと思い、体温を測ったらなんと 39.0度!もありました。
その日は、風邪薬を飲ませ、早めに寝させました。
翌日、平熱くらいまで熱が下がったので、彼女はマスクをして会社に行きました。
その日の午後、熱が上がって寒くなっただけでなく、激しい頭痛が襲ってきたらしく、早退して病院に行ったそうです。
病院で熱を測ったらなんと 40.0度!!
検査をしたら、インフルエンザ A型と判明しました
そうです、彼女は10月の頭にインフルエンザにかかったのです。
家族がインフルエンザにかかったら
驚いたと同時に焦りました。
僕の仕事は今が一年で一番忙しい時期です。
ただでさえ、過労で倒れている人がいる中、僕まで休むわけにはいきません。
月末の「横浜マラソン」の出場も危うくなります。
どうしたら、インフルエンザにかからないか調べました。
① マスクをする
インフルエンザウィルスは口や鼻の粘膜から体内に侵入してくるので、マスクを常時着用しました。
彼女にマスクをさせたのはもちろんのことですが、僕自身もマスクをしました。
寝ている時も外さないように心がけました。
看病している人がマスクをしてもさほど効果がないという報告もあるらしいのですが、保険がわりにつけました。
去年の「めざましテレビ」で、くしゃみ・咳でどれくらい飛沫するのかを実験していました。
マスクをしていても横から少し漏れていたので、病人がくしゃみ・咳をしている最中に至近距離まで寄るのは危険だと思われます。
② 部屋の換気をする
インフルエンザの人がいる部屋を閉め切ったままにすると、ウイルスが部屋に充満します。
溜まりに溜まったウイルスが一気に部屋の外に出ると危険なので、マメに(1時間に3回ほど)換気をしました。
空気清浄機も普段よりは強めにしました。
③ 手をよく洗う
人は気づかないうちに、手で顔を触っています。
どこか触った時はこまめに手を洗いました。
喉の粘膜に吸着したウイルスはすぐに細胞に侵入するため、うがいは感染したウイルスを流すためにはあまり有効とは言えません。手洗いは付着したウイルスを洗い流し、体内への侵入を防ぐためには有効と考えられます。
『北里第一三共ワクチン株式会社 』より引用
④ 部屋の湿度を上げる
インフルエンザウイルスは、温度・湿度の低いところを好むらしいので、部屋の温度を20℃以上、湿度を50%以上にしました。
加湿器を引っ張り出してきて、常に湿度が70%以上になるように心がけました。
インフルエンザの菌はどれくらい生存するのかを調べてみました。
低温、低湿度環境で長く生きます。
湿度40%以上:ウイルスが生存しにくい。
湿度50%:ウイルスの50%が死滅
湿度60%:ウイルスの80%が死滅『ドクターズガイド 』より引用
⑤ ゴミの処理に気をつける
とても大事です。
鼻をかんだり、痰を吐き出したティッシュペーパーはすぐに袋に入れ、直接触らないようにしました。
ウイルスが宙を舞うので、蓋をし、空気感染を防ぐように心がけました。
食器・グラスなどは通常の洗剤で洗うだけで、大丈夫だそうです。
インフルエンザの潜伏期間
インフルエンザA型の潜伏期間は通常24時間〜48時間くらいだそうです。
一個のウイルスが24時間程度で100万個くらいまで増殖し、症状を発症させるとのこと。
彼女は前日の2017年10月2日(月)にどこかでウイルスをもらってきたのでしょう。
ちなみに、この潜伏期間(発症する前)でも人にうつしてしまう可能性はあるそうです。
医療機関を受診するタイミング
発症後12時間から48時間程度で医療機関に受診することが望ましいと言われています。
それ以上遅くなってしまうと、薬の効果があまりなく、自然治癒を待つことになるそうです。
インフルエンザ発症から通学・通勤できるまでの日数
インフルエンザは発症から5日程度でウイルスの排出量が落ち着くので、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあたっては、3日)を経過するまで」注意が必要です。(※学校保健安全法規則十九条(2012年4月1日 改正)より)
学校や保育園はこの時期まで休むことになります。
王子第五小学校の書類によると、学校では以下のように対応しているようです。
インフルエンザの予防接種の効果
インフルエンザワクチンの接種をしてもすぐに効果は出ないんだそうです。
インフルエンザワクチンの効果の発現と持続時間には個人差があります。
一般にはインフルエンザワクチン接種後2週間目頃から5カ月間程度効果が持続するとされています。『なるほど病気ガイド 』(アステラス製薬)より引用
だいたい1~2週間かけて抗体が作られるので、周りの人がインフルエンザになったからといって、慌てて注射をしても間に合わないということになります。
予防接種をした1ヶ月後くらいが抗体のピークで、3ヶ月くらい後から徐々に効力が弱まり、だいたい5ヶ月くらい効果が続くそうです。
運よく、型が合えば比較的症状が軽くてすみ、発熱も38℃に達しないこともあるようです。
残念なことに、次のシーズンまでは抗体は残らないので、年が明けたら、再度予防接種をしなくてはなりません。
まとめ
現時点で不安なのは「咳」です。
『INFO-TRIBE 』さんの記事に、「咳が出る以上は移る可能性は若干ある」との記述がありました。
もう少し、用心しておこうと思います。
参考にしたブログ
● Hatena&Style
● ドクターズガイド
● 患者さん・ご家族の皆様 なるほど病気ガイド (アステラス製薬)
● これが知りたい!気になる情報局
● 北里第一三共ワクチン株式会社
● インフルエンザを知る
● Today’s trend news
● INFO-TRIBE
追記:緊急事態発生 2017年10月15日(日)
先ほど彼女が泣きながら帰ってきました。
「インフルエンザが治ったから、友達のところにBBQに行く!」と言っていたはずなのですが・・・
「喧嘩したのか?」と聞いたら、彼女から思いもよらない返事が返って来ました。
なんと、自転車で転んで、前歯を2本折ったそうです。段差で転んで顔から突っ込んだそうです。
唇や、口の中がぱっくり切れていてマフラーが血だらけでした。
びしょびしょだし、血だらけだし、泣いているしで、声が出ないくらいに驚きました。
購入予定だったジャケットと靴の分のお金が、彼女の前歯代に消えそうです。
後日談
その翌日に、歯医者に行かせました。
予約がいっぱいだったのですが、ゴリ押しして診察してもらいました。
ありがたいことに、その場で仮歯を作ってもらい、歯抜けの状態は脱することができました。
いとこが歯医者だと何かと助かります。
その翌週、歯医者にフルーツの差し入れをしました。
ふっ〜。色々疲れた。
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