豆知識「熱中症の症状」と「その予防」について

2018年は梅雨が6月下旬に明けました。

早々に気温が上がり、7月中旬に35℃を超える猛暑が続きました。

熱中症の危険性が高まっています。

知らないと大ごとになりそうなので、「熱中症」の症状とその対処法について(メモ書き程度ですが)まとめておこうと思います。

 

熱中症の症状(めざましテレビ 2018年7月19日 の放送から)

初期:めまい・立ちくらみ・手足のしびれ・筋肉の硬直

中期:頭痛・吐き気・だるい

重症:意識を失う・痙攣

 

「体から水分が失われているサイン」としては、

● 手の甲をつねって、皮膚が戻るのが遅い
● 舌の表面に亀裂ができる

があるそうです。

先日、彼女が、「体がだるい、手足が痺れる」と言っていたのですが、熱中症の初期段階だったのかもしれません。

睡眠時間が5時間程度だったので、それも良くなかったのでしょう。

水分を十分にとり、塩分のタブレットを舐め、8時間くらい寝たら、症状が改善したようです。

 

熱中症の初期対応 → FIRE(めざましテレビ 2018年7月20日 の放送から)

F:Fluid 水分補給(→ スポーツドリンクなどで、塩分なども補給)

I:Icing 冷却(→ 下の記述参考)

R:Rest 安静・休息(→ 座らせたり、寝かせたりする)

E: Emergency call 119番通報(→ 意識がない、自分で飲み物を飲めない時はすぐに119番通報)

 

I:Icing の具体的な方法(太い血管を冷やす)

● 首に濡れタオルをする
● 足の付け根を冷やす → ポケットに保冷剤を入れる
● 手を冷やす → バケツに氷水を入れ、手をつける

複数の箇所を同時に冷やすのが効果的

 

殺人熱波から命を守る方法(夕刊フジ 2018年7月19日 の記事から)

● パジャマを着て布団を掛けて寝るのはやめる
→ 明け方に熱中症で亡くなったお年寄りがいる

● 外で働き、風呂上がりに一杯はやめる
→ 脱水で亡くなった人がいる。アルコールは水分補給にならない。

● 3日から1週間涼しいところにいると、再び暑さになれるまで時間がかかる
→ 休み明けの急な仕事は危険で、こまめに休息する必要がある

● 屋外では日向を避け、日陰や冷房の効いた建物に避難すること
→ 寝る際にクーラー付けっ放しは良くないと言われるが、何もしないのも良くない

● 水分を1、2杯こまめに取ることが重要
→ 塩分の入ったスポーツ飲料を推奨。利尿効果がある緑茶やコーヒーも、取らないよりは良い。

● 水分を体にかける
→ 体の表面から水分が蒸発し、熱を冷ますことができる(気化熱)。常温の水で良いので、体にかけると良い。

● 風を体にかける
→ 皮膚に直接風を当てると良い。衣服の中に風が通るような着こなしをする。天然素材のものが良い。

 

今年は異常に気温が高いので、熱中症にならないように、気をつけたいですね。

 

【追記 2018年7月22日】 佐久医師会が作ったこのようなパンフレットもあるようです。

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