今回は “#10 オーダージャケット その5” で紹介した、グレンチェックのジャケットをコーディネートしたいと思います。
☑ ジャケットの柄が強いので、柄が重なることを避けるため、シャツは白を合わせることにします。
☑ パンツはジャケットの色を拾い、チャコールのウールパンツ(PT01)を合わせることにします。
今回合わせるネクタイ
① ISETAN MEN’S:伊勢丹のオリジナルニットタイ。色は黒
② Nicky:千鳥模様のウールタイ。色は濃紺
③ Franco Spada:茶色のニットタイ
④ Franco Bassi:明るめのブルーのニットタイ
⑤ Drake’s:エンジのウールタイ
⑥ Stafano Cau:エンジのニットタイ
ジャケットが冬物なので、シルクタイを避け、ウールタイ・ニットタイの中から合いそうなものを6本セレクトしてみました。どうなることやら…
①とのコーディネート
①は黒のニットタイです。
ネクタイの色がジャケットの格子の部分の色を拾っています。
また、ジャケットとシャツのコントラストが強いのをネクタイ引き締めてくれます。
最も無難でスマートな色合わせだと思われます。
②とのコーディネート
②のタイは千鳥模様の濃紺のウールタイです。
“①“のコーディネートと比べるとネクタイが、若干主張していますが、問題のない範囲だと思われます。
③とのコーディネート
③のタイは茶色のニットタイです。
ジャケットの色とネクタイの色につながりがなく、ネクタイ自体の発色も強いので、浮いてしまっている気がします。
④とのコーディネート
④のタイは明るめのブルーのニットタイです。
このコーディネートだとネクタイが完全に浮いてしまっています。
⑤とのコーディネート
⑤のタイはえんじ色(→「黒みをおびた深く艶やかな紅色」のこと)のウールタイです。
色につながりがない上に、コントラストも強くついてしまっています。
古めかしさすら感じてしまいます。
⑥とのコーディネート
⑥のタイは濃いえんじ色のニットタイです。
このネクタイの縦糸はえんじ色なのですが、横糸が黒なので、遠めに見ると茶色っぽく見えます。
“③”のコーディネートと同じ印象になります。
まとめ
色々なネクタイと合わせてみましたが、“①”が最も無難な着こなしに思えます。
ジャケットがグレー系で柄も強いので、セオリー通り、ジャケットの色の一部を拾い、つないでいくのが有効だと思われます。
今後は、他の色合わせにもチャレンジし、着こなしの幅を広げていきたいと思います。
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