2022年7月28日(木)のニュースです。
世界保健機関(WHO)は27日、日本の新型コロナウイルスの新規感染者数が24日までの1週間で約97万人に上り、世界で最多だったと発表した。日本では感染力が強いオミクロン株の新系統「BA・5」により感染者が急増し、流行の「第7波」を迎えている。
WHOによると、同期間の世界の感染者数は約661万人で、日本が約15%を占めた。米国が約86万人で続き、ドイツ約57万人、イタリア約53万人、フランス約51万人となっている。死者数が最も多かったのは米国の2637人で、日本は272人だった。
2022年7月28日 読売新聞 オンライン
日本や中国など一部の国を除いて、コロナをあまりカウントしていないという噂もあるので、鵜呑みにはできない報道ですが、日本でコロナが流行っているのは確かなようです。
感染者数が増加し、社会生活に影響が及び始めています。
郵便局やバスの運行が正常に機能しなくなってきています。
また、救急搬送困難事案も増加しています。
2日連続で2万人を超える2万1860人の新規感染者が確認され、病床使用率も府独自の非常事態の目安である50%を超え、52%となった大阪は高齢者に外出自粛を呼びかけました。
二木芳人教授 大阪府の高齢者外出自粛の呼びかけ「高齢者の方だけ家にいてもらっても…」
昭和大学医学部の二木芳人客員教授(感染症学)が28日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に電話出演。大阪府が27日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、感染状況を示す独自基準「大阪モデル」に基づく警戒レベルを約3カ月ぶりに最高の「非常事態(赤信号)」に引き上げたことに言及した。
大阪府は、28日から8月27日まで、重症化リスクの高い高齢者に不要不急の外出自粛を求め、同居家族にも感染リスクの高い行動を控えるよう呼びかける。外出自粛を求める対象は65歳以上の高齢者を想定しているが、専門家からは「高齢者に限定した行動制限に意義はあるのか疑問」との指摘が出た。吉村洋文知事は会議後の記者会見で「感染の全体を抑える措置ではないが、リスクの高い人は身を守る行動を取ってほしい」と説明。現役世代に向けては「感染対策が不要ということではない」と強調し、ワクチンの3回目接種などを呼びかけた。
MCの谷原章介が「先週は、日本、世界最多の感染者出ました。この大阪の決断、どう思われますか?」と聞くと、二木氏は「決断というよりも、もうすでに、おそらく皆さんはそういう行動はとっておられると思うんです、自主的にですね。高齢者の方も、それから若い方々も、多くの方々は感染リスクを回避するような行動というのに気を付けてくださっていると思う」と指摘。そのうえで「高齢者の方だけ家にいてもらっても結局、若い人が…。今、家庭内感染が多いでしょ。そうすると外から感染を持ち込めば一緒ですから。そういう感染リスクを回避すると同時にですね、やはり若い人に対しては3回目の追加ワクチン。これもぜひ積極的に受けていただきたいなと思います」と自身の考えを述べた。
2022年8月5日 スポニチ アネックス
知り合いの高齢者(親・いとこ・知り合いの親など)は、ほぼ家にいると言ってました。罹患すれば重症化するのを知っているのでコロナが流行り始めた2年半前から必要なとき以外ほぼ外出していないと言っていました。
前から言われていましたが、「コロナうつ」がさらに深刻な問題になってきています。
今夏は「コロナうつ」に要注意 「第7波」の中、どう予防する?
症状自体は普通のうつ病と大きくは変わりません。何かのきっかけで気分が沈むことは誰にでもあるでしょうが、「何にも興味が湧かない」「食欲がない」「眠れない」といった状態が長期間続くときは、うつ病の可能性が疑われます。私の場合、特に外出自粛や会社の倒産など、コロナ禍が背景となってうつ病を発症する場合を指して「コロナうつ」と呼んでいます。 コロナうつが増えたと感じるようになったのは、21年に入ってからです。世代別に見て、割合が高いのは高齢者。感染や重症化のリスクが高いと判断され、家に閉じこもる生活を強いられた方も多く、元気がなくしゃべらなくなった、体が衰弱したといった相談を本人や家族から受けることが多くなりました。
今年の夏はただでさえ暑く、外に出たがらない人も多い。ここから感染者が増えて、行動制限や自粛が呼びかけられると、引きこもる人はさらに増えてしまうでしょう。せっかく戻ってきた飲食店の客足も、再び引いていくことになってしまう。そうなると経営者側の経済的な不安感も増していきます。特に、自分に対する要求水準が高い人は、「稼げない自分はみじめ」と感じてうつ状態になってしまいやすいですね。外に出られないという点でも、心理的、経済的な不安が増していくという点でも、うつ状態の方は増えていくのではないかと思います。もし本当に行き詰まったとしても、生活保護であったり、自治体の補助金であったり、生き延びる手段はありますから、頼れるものには頼ってほしいと思います。
2022年7月28日 週刊朝日
頻繁に飲みに行っていた人は自粛が強いられる生活に強いストレスを感じているのではないでしょうか?
資格試験の勉強とか新しものに挑戦すると気がまぎれると思います。
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